現場で実際に業務を行うなかで先輩から後輩へ必要な知識や経験を引き継いでいきます。
1年間、先輩社員がしっかり新入社員をサポート、フォローし、お互いに成長しあいながら、仕事に対する責任や
やりがいを分かち合います。
広い視野を持った人材を育成するために、社員の資質、努力に応じて各種研修を行っております。
本人のやる気次第で様々な研修を受けることができます。
カナダ、アメリカ
慶應義塾大学大学院、神奈川大学、工学院専門学校、中小企業大学校 他
(業務部)湯川
松岡冷蔵株式会社では鮭の加工を主としたカナダの水産工場に行く海外研修があります。
この水産工場はバンクーバー島から更に先のクアドラ島という自然環境に恵まれた小さな島の中にあります。繁忙期は天然の紅鮭が近郊の漁場で漁獲できる夏場ですが年間を通して水産物の加工・製造を行っています。
私はちょうどその漁の最盛期の8月に研修に行かせて頂きました。工場では約30~50人が働いていて中には日本人も何人かいます。研修の一環としてその人達と一緒に鮭の加工やいくら・ほたての製造の作業をしました。扱っているものが天然の魚のため、豊漁のときは夜を徹した作業になるとのことでした。作業の中で私は今回漁獲から工場での加工・製品化の過程に立ち会ったのですが、漁獲後すぐに加工しなければ魚の品質が落ちてしまうこと、又いくらは醤油に漬ける時間や製造過程の僅かな違いが大きな品質の差を生むことに初めて気がつきました。
研修期間中は工場近くのキャビンに宿泊し、食事はその日に獲れた魚や加工したいくら等新鮮な魚介類を食べ日常では体験できない有意義な時間を過ごさせていただきました。
この研修を通して、日本から同行のスタッフやバイヤーの方が品質の良い製品を作るため、昼夜を問わず試行錯誤して仕事をする姿がとても印象に残り、その中にプロ意識を強く感じました。また現地スタッフのまじめな働き振りがとても勉強になりました。
松岡冷蔵株式会社ではこのような海外研修ばかりでなく国内研修にも積極的に取り組み、
私自身、人の教育に力を入れている会社だと感じています。
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